概要
日高本線(ひだかほんせん)は苫小牧駅と鵡川駅を結ぶ鉄道路線である。
前身は王子製紙苫小牧工場への原木輸送を主な目的とした軌間762mmの軽便鉄道で、1913年に苫小牧軽便鉄道として苫小牧-佐瑠太(現・富川)間が、1924年から1926年にかけて日高拓殖鉄道として佐瑠太-静内間が開業した。両鉄道は1927年に国有化されて日高線となり、1929年と1931年に軌間1067mmへの改軌が行われた。その後1933年から延伸工事が進み、1937年に様似まで全通した。1943年には日高本線に改称された。
2015年1月に厚賀-大狩部間で高波により路盤が流出して以降、相次ぐ災害によって鵡川-様似間は不通となり、バスによる代行輸送が続いた。復旧は断念され、2021年4月1日に鵡川-様似間116.0kmが廃止された。
現在は苫小牧-鵡川間で普通列車のみが運行されている。かつては急行「えりも」が千歳線を経由して札幌駅から様似駅まで運行していた。